断熱塗料と遮熱塗料と聞いて何が違うの?
と、思われるかとも多いかと思われます。
「断熱塗料」とは熱をため込むもので、熱を吸収し室内の温度を保たせようとするものです。
吸収した熱は、断熱性ゆえに熱を放出しきれず冷めにくいため長時間その熱が残り、夜間になってもその熱が徐々に室内空間や野外に放出されてしまう特性があります。
「遮熱塗料」とは熱を反射し熱をためることなく室内の温度を保たせようとするものです。
熱を吸収しためることがないため、熱が残ることがなく夜間の熱の放出がありません。
エコに対する意識や関心が高まる今日比較的に手軽にできる節電エコ対策として注目されている断熱塗料・遮熱塗料は室内の温度を保たせようするものなので今までの冷暖房に使われていた必要以上の電力やエネルギーを使うことがなくなり節電への貢献、そして電気代の節約につながります。
断熱塗料・遮熱塗料において非常に重要な要素として高い熱反射率・高い熱放射率・低い熱伝導率、があります。
この三つの要素を考慮して塗料を選ぶことが満足いく結果へとつながります。
市場で販売されている野外用の塗料は「断熱塗料」と称したもののほとんどは断熱による室内の温度を保たせようとしているのではなく遮熱塗料と同じ反射にそのほとんどの効果を頼っています。
断熱塗料は呼び方が違うだけで遮熱塗料と同じように反射の現象を利用した塗料と言えるのです。
少しの手間で家計にやさしく、地球環境への貢献ができるというのは誰にとっても良い選択になると思います。