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授乳期に起こる乳腺炎というおっぱいトラブル

私には3人の子どもがいまして、3人とも完全母乳で育てました。妊娠中から「胸元の血管がたくさん見えるから、母乳出るよ~」と助産師さんから言われていました。貧乳からは想像出来ない乳腺の発達で、期間限定の巨乳を手に入れました。だいたい2時間~3時間、授乳時間が空くと、おっぱいがツーン!と張ってきて、母乳が勝手にシャーシャー溢れ出て来るほど…。母体とは不思議なもので「可愛い!」と思うと、母乳が湧き出ることも多々ありました。母乳でブラジャーや服が濡れないように、母乳を吸収してくれるアイテム「母乳パッド」が手放せないほどでした。友達に聞いたら、「母乳パッドほとんど使わないよ~」って言ってる子もいて、私には信じられませんでした。そんなジャンジャン出る母乳。あまりに出が良過ぎる母乳にむせて、赤ちゃんは怒っていました。お陰さまで日に日に丸くなっていきます。母乳をあげてる期間って、とにかく喉が乾くし、お腹が空くんですよね。母乳で栄養を送っているんですから。 私はとにかく甘い物が欲しくて、朝イチでチョコレートを食べ、ジュースを飲み、ごはんは2杯、おかずもたっぷり。ラーメンもカレーも揚げ物もケーキも当たり前に食べていました。友人にいただいたクリームたっぷりドーナツを2つ食べました。次の日、おっぱいにコリコリとしたしこりがあり、赤くなり、痛みを感じます。「えっ!?なにこの痛みは!?」はじめてのおっぱいトラブルにパニックです。赤ちゃんに飲ませても、一部分のおっぱいは痛いまま。そういえば、助産師さんが訪問してくれたときに、パンフレットを置いていってくれていました。それを読むと「乳腺炎」について書いてありました。そこには、今の自分の症状に見事に当てはまることだらけ。原因は、油っこい食事&甘い物。今までの食生活を悔やみました。好きな物をたくさん食べたら、おっぱいが詰まることを知らなかったのです。 助産師に電話してみると、自宅まで来てくれて、おっぱいマッサージをしてくれました。とにかく赤ちゃんに吸わせることで、詰まりが取れることもあると言われて、いろんな抱き方をして飲ませましたが、まったく痛みはとれず。マッサージで少し楽にはなったものの、「もしかしたら熱が出るかもね」と言われました。「そのときは漢方薬の葛根湯を飲むと治るよ」と言われて、ホントかよ~と疑っていました。助産師さんが帰ると、だんだん悪寒がしてきて、頭が痛くなり、本当に熱が出てきました。震えながら薬局に行き、葛根湯を買いました。疑っていたことを謝りたいほど、漢方薬は効きました。熱がすぐ下がり、頭痛が治まりました。寝込みたいほどしんどいのに、赤ちゃんのお世話。つらかったですね。はじめての乳腺炎を経験してから、食事に気を遣い、忘れた頃にまた乳腺炎になる(笑)慣れてくると、自分で腺の詰まりが取れるようになりました。授乳期を過ぎた今でも、生クリームたっぷりのケーキなんかを食べる時は、乳腺炎を思い出します。


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