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スキマを心地良い空間と捉えるようになった

私は今まで、1日のスケジュールの中に、自分がやるべきこととやりたいことをできるだけたくさん詰め込んでそれをやろうとしてきました。

しかし、結局はどれも中途半端に終わってしまいました。

また、やっても短い時間で他の作業が気になってしまい、何をやっているのかわからない状態になってしまいました。 多くのことが不完全燃焼で終わってしまうと、それだけでストレスが溜まってしまいます。

全てのことにおいて、達成感を味わうことができなくなっていました。 そこで、このような状態を改善するために、根本的に考え方を変えて行かないといけないと思いました。

頭の中を整理するためにも、まずは部屋の片づけを行うことにしました。 以前は今ある収納家具に納まる程度の物を保管していました。

見た目は物が全て収納家具に納まっているので、スッキリとした印象を受けます。 しかし、実際は全く使っていないものも多く、それがかなりの場所を占領していました。

普段使っているものや、必要なもの以外を一つにまとめようと思いました。 そこで2日かけて、タンスや机の中にある物の整理を行いました。

すると、全体の3分の1は全く使っていない不要なものだとわかりました。 それをとりあえずひとまとめにして、別の邪魔にならない場所に保管することにしました。

本当に必要なものだけを収納家具に納めたら、かなりスキマができました。 以前はスキマなく埋めることで、収納家具を有効活用できると思っていました。

しかし、今ではこのスキマこそ、気持ちのゆとりに繋がるような気がしています。 そこで、スキマは心地よい空間として空けておくことにしました。

収納家具を閉めてしまえば、以前とあまり変わらない光景ですが、明らかに収納家具の中は、心地よいスキマがたくさんできました。 この片付けが考え方にも良い影響を与えたようです。

今までキチキチに詰め込んでいたスケジュールを見直し、毎日頑張ることを一つに絞りました。 仕事も家事も頑張ることは止め、日によってどちらか一つを頑張ることにすることで、以前よりも効率が良くなりました。


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