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本屋さんのアルバイト

学生の頃、自宅近くの大型書店で、アルバイトをしていました。

このお店は、本だけでなく、文房具、おもちゃ、CDやDVD、輸入雑貨やレプリカの絵画などを取り扱っていて、本だけ管理していれば良いわけではないのが、大変なところでした。

私が採用後に配属されたのは、輸入雑貨のコーナー。

ここが、他の部門よりも大変なところで、先輩方に「運悪いねー」なんて言われてしまいました。

この部門の何が大変かと言うと、ちゃちい安価な雑貨と、万単位の値段を付けられている高価な食器や雑貨を同じ棚に陳列していること。

ですから、陳列、掃除、通路を通るだけでも気が抜けません。

これは本当にかなりのストレスでした。私はもともと本が好きで、CDもよくチェックしている方だということから、このお店のバイトに応募したのに……と、しばらくは受け入れられませんでした。

ですが、この輸入雑貨は管理してみるとなかなか奥が深いものだったのです。

名前を聞いたことはあっても、どんな商品なのかわからない海外ブランドの雑貨や食器を知ることができるし、普段は興味を持たない、アンティークでガーリーな雑貨についても知ることができました。

結局、輸入雑貨の部門とレプリカ絵画の部門を行き来するだけで、本やCDの部門に異動することなく、ここでのバイトを就職によって終了しましたが、それからの人生で、ここでのバイト経験はとても役に立ちました。

輸入雑貨の売れ筋と購入者の傾向を学べたので、人にプレゼントを贈る時に趣味に合ったものを選べるようになったし、あまり知られていないマニアックなブランドを詳しく知ることができて、「スゴイ!」と言われることも増えました。

また、少しですが絵画の部門にいたせいか、飲食店などに飾られている絵の作者名くらいはわかるようになったので、そのバイトだけでかなりの知識がついたと実感しています。そういう飲食店などで飾られてるレプリカ絵画を取り扱っている会社もあるようです。 コンコルドアートギャラリー

もしも、自分の子がバイトしたいと言い出した時、この本屋さんでのバイトをおすすめしても良いかな、と思うくらいです。


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